更新日 2021年06月24日
喫煙の健康への影響
喫煙は、がんや循環器疾患、COPD(慢性閉塞性肺疾患)を含む呼吸器疾患、糖尿病、歯周病など、さまざまな生活習慣病のリスクになります。妊婦の喫煙による流産、早産、低出生体重児等などの発生率が上昇することも報告されており、妊娠中の喫煙が胎児の発育に影響を及ぼすことが指摘されています。たばこの煙に含まれる化学物質は4,000種類以上と言われ、周りの人にも悪影響を及ぼします。「受動喫煙」によって、虚血性心疾患や肺がんのリスクが高まることがわかっています。
受動喫煙の健康への影響
≪ 受動喫煙でまわりの人はこんな危険が高くなる ≫
(根拠十分:レベル1)
レベル1:科学的根拠は、因果関係を推定するのに十分である
レベル1:科学的根拠は、因果関係を推定するのに十分である
受動喫煙が大人の健康に及ぼす影響では、肺がん、虚血性心疾患、脳卒中がレベル1と判定されています。また、たばこの煙による呼吸器の急性影響についてもレベル1です。
子どもの受動喫煙でレベル1と判定されているのは、乳幼児突然死症候群(SIDS)と喘息の既往です。
(出典)国立がん研究センターがん情報サービス「厚生労働省喫煙の健康影響に関する
検討会報告書(平成28年8月)の概要を知りたい人のために」パンフレットより抜粋
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【お問い合わせ先】
品川区広町2-1-36 品川区健康課受動喫煙対策担当
電話 03-5742-7136
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