品川区のがん死亡の現状とがん検診受診率について

更新日 2022年10月12日

がんの現状

今、日本人の2人に1人が、一生のうち一度はがんになるといわれており、高齢化によるがんの増加などから、日本人にとって身近な病気になってきています。
わが国および東京都では、他の疾患と比べて、がん(悪性新生物)の死亡率は圧倒的に高く、早期発見・早期治療へつなげるためにも、定期的に検診を受けることが大切です。

品川区のがん死亡の現状

品川区においてもがん(悪性新生物)による死亡は死因の第1位となっています。

死因別死亡割合

全国のがんによる死亡割合は27.3%、心疾患15.0%、老衰8.8%、脳血管疾患7.7%、肺炎76.9%、不慮の事故2.8%、その他31.4%
東京都のがんによる死亡割合は28.2%、心疾患15.3%、老衰8.7%、脳血管疾患7.3%、肺炎6.7%、不慮の事故2.4%、その他31.3%

出典:人口動態統計令和元年(厚生労働省)

死因別死亡割合

品川区全体のがんによる死亡割合は29.0%、心疾患14.7%、老衰11.5%、脳血管疾患6.6%、肺炎4.3%、不慮の事故2.6%、その他45.3%
品川区男性のがんによる死亡割合は31.1%、心疾患14.3%、老衰7.0%、脳血管疾患6.4%、肺炎4.6%、不慮の事故2.6%、その他34.1%
品川区女性のがんによる死亡割合は26.7%、心疾患15.2%、老衰16.6%、脳血管疾患6.8%、肺炎4.1%、不慮の事故2.6%、その他28.0%

品川区における死因別死亡率の推移(人口10万対 ※人口は毎年10月1日現在)

区の死因別死亡率の年次推移(人口10万対)。平成28年度 悪性新生物237.3 心疾患124.7 肺炎57.2 脳血管疾患59.1。平成29年度 悪性新生物231.3 心疾患107.8 脳血管疾患58.2 肺炎50.7。平成30年度 悪性新生物247.2 心疾患113.9 肺炎52.4 脳血管疾患51.4。令和元年度 悪性新生物228.4 心疾患115.7 脳血管疾患54.6 肺炎50.0。令和2年度 悪性新生物223.3 心疾患113.4 脳血管疾患50.5 肺炎33.4。

主な死因別死亡率の推移をみても、がんは最も高い死亡率のまま推移しています。
高齢化の影響を除いたがんの死亡率(年齢調整死亡率)は男女ともに、減少傾向にあります。

男性におけるすべてのがんの75歳未満年齢調整死亡率の年次推移(人口10万対)

男性におけるすべてのがんの75歳未満年齢調整死亡率は減少傾向にあるが東京都とより高い割合で推移。人口10万人に対し、平成27年 全国99.0 東京都95.5 品川区96.4。平成28年 全国95.8 東京都93.3 品川区96.3。平成29年 全国92.5 東京都88.8 品川区91.0。平成30年 全国88.6 東京都84.7 品川区86.2。令和元年 全国86.0 東京都81.5 品川区86.9。

女性におけるすべてのがんの75歳未満年齢調整死亡率の年次推移(人口10万対)

女性におけるすべてのがんの75歳未満年齢調整死亡率は平成29年を除き全国・東京都と同程度の割合で推移。人口10万人に対し、平成27年 全国58.8 東京都58.4 品川区57.4。平成28年 全国58.0 東京都57.6 品川区58.7。平成29年 全国56.4 東京都55.5 品川区49.9。平成30年 全国56.0 東京都54.9 品川区55.9。令和元年 全国55.0 東京都52.8 品川区53.7。

区のがんの部位別死亡者数の年次推移(全体)

区のがんの部位別死亡者数は1位肺がん、2位大腸がん、3位と4位は年によりすい臓がんと胃がんで推移。肺がん・大腸がん・胃がん・乳がん・子宮がんは区でがん検診を実施しています。全体の内訳。平成28年のがん死亡数は全体で908人。第1位肺がん172人、第2位大腸がん133人、第3位すい臓がん80人、第4位胃がん77人、第5位肝臓がん63人、第6位乳がん49人、第7位食道がん38人、第8位白血病28人。平成29年のがん死亡数は全体で895人。第1位肺がん176人、第2位大腸がん113人、第3位胃がん99人、第4位すい臓がん74人、第5位乳がん54人、第6位肝臓がん51人、第7位食道がん44人、第8位子宮がん23人。平成30年のがん死亡数は全体で972人。第1位肺がん222人、第2位大腸がん117人、第3位胃がん106人、第4位すい臓がん89人、第5位肝臓がん58人、第6位乳がん48人、第7位食道がん32人、第8位白血病25人。令和元年のがん死亡数は全体で916人。第1位肺がん191人、第2位大腸がん117人、第3位胃がん96人、第4位すい臓がん86人、第5位乳がん53人、第6位肝臓がん50人、第7位食道がん40人、第8位子宮がん22人。令和2年のがん死亡数は全体で910人。第1位肺がん156人、第2位大腸がん128人、第3位すい臓がん111人、第4位胃がん91人、第5位肝臓がん57人、第6位食道がん57人、第7位乳がん38人、第8位子宮がん24人。
※色のついているがんは、区でがん検診を実施しています。

品川区がん検診受診率(東京都平均との比較 平成29年度から令和2年度)

品川区のがん検診受診率をみると、胃がん、肺がん、大腸がん検診の受診率は東京都の平均より低く、子宮がん、乳がん検診受診率は東京都の平均より高くなっています。(令和2年度の受診率については、新型コロナ感染症の影響により、検診の自粛期間を設けるなどの対応が影響している可能性があります。)

胃がん検診受診率

胃がん検診受診率の推移。国の目標は50%だが、平成29年度の品川区2.6% 東京都9.2%。平成30年度の品川区6.1% 東京都9.9%。令和元年度の品川区9.5% 東京都10.2%。令和2年度の品川区10.2% 東京都11.3%と目標値に満たない状態。

大腸がん検診受診率

大腸がん検診受診率の推移。国の目標は50%だが、平成29年度の品川区22.1% 東京都22.0%。平成30年度の品川区21.5% 東京都21.7%。令和元年度の品川区20.6% 東京都21.0%。令和2年度の品川区20.5% 東京都21.6%と目標値に満たない状態。

乳がん検診受診率

乳がん検診受診率の推移。国の目標は50%だが、平成29年度の品川区25.0% 東京都20.8%。平成30年度の品川区24.4% 東京都20.6%。令和元年度の品川区23.8% 東京都20.4%。令和2年度の品川区25.5% 東京都20.8%と目標値に満たない状態。

肺がん検診受診率

肺がん検診受診率の推移。国の目標は50%だが、平成29年度の品川区7.1% 東京都9.8%。平成30年度の品川区7.5% 東京都10.5%。令和元年度の品川区7.0% 東京都10.6%。令和2年度の品川区7.7% 東京都11.7%と目標値に満たない状態。

子宮がん検診受診率

子宮がん検診受診率の推移。国の目標は50%だが、平成29年度の品川区24.0% 東京都19.0%。平成30年度の品川区24.0% 東京都18.6%。令和元年度の品川区24.0% 東京都18.6%。令和2年度の品川区27.8% 東京都20.3%と目標値に満たない状態。

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