日本人のがんが欧米化

更新日 2025年07月31日

おもな部位別がん死亡者数の推移

令和5年の人口動態統計より、ここ数年のおもな部位別のがん死亡者数を見てみると、いままで日本人に多かった胃がんは横ばい、減少傾向に推移しています。それに対し、肺がんや前立腺がん、乳がんなどは増加傾向にあり、とくに男性では前立腺がん、女性では乳がんの増加が目立ちます。
これらはもともと欧米に多いタイプのがんで、食生活の欧米化など、ライフスタイルの変化にともない、発生するがんの種類も変化してきています。
胃がん・肝臓がんなどは、発生の一因である細菌やウイルスへの対策により、減少傾向にあります。

(グラフ:厚生労働省「令和5年人口動態統計」より)

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